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りりママ
30代0歳児のママ。

超低出生体重児を出産したことをきっかけにブログを開設しました。
おもに心の内を綴っています。

日本の女性は頑張りすぎなのではないか?と常々思っており、そのような思いから、
寄り添えるようなブログを目指しています。

テーマは随時募集しております。
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私の体験談:つわり中、仕事どうしてた?



こんにちは!りりママです。



現在0歳児のママです。現在、育休中。

息子を25週で出産したため、赤ちゃんは長期入院しています。



今回は、つわり時期の仕事について書きたいと思います。


あの・・・・・


産休まで長すぎない?!!!!!!(叫び)


今回は、私がどうやって仕事を乗り切ったのか?(正確に言えば乗り切れていない←)
についてめちゃくちゃ赤裸々に書きたいと思います。



つわりの時期というのは、具体的には妊娠発覚から17週くらいまで。

(17週で入院してしまったので、、)



多分ね、この記事ぜっっったい共感してもらえる自信ある。笑


だって昔の私がそうでしたもん。




当時のGoogleの検索履歴をみんなに見せたいです。



つわり 休職

つわり 無気力

つわり 会社 休む



そんなキーワードを、

ひたっすら調べまくっていました。


助産師ひさこさんのyoutube見て、



「妊娠で仕事やめるのは悪いことじゃないんだな、、」

とか思ってなぐさめられたり。



何度休職しようと思ったか分からない(笑)



数十名いる会社のフロアで妊婦がわたし1人だったので、

孤独だし、

ほんとに気を遣ってばかりで、ちゃんと発信もできず。



そんなときにこういうブログあったらなあとずっと思っていて、

いつか書きたかったので赤裸々に書いていきます。



この記事でわかること

つわりの時期、仕事をどうやってこなしていたか?

つわりの時期に使える制度(最初から知りたかった・・!!)

つわりとの向き合い方

目次

妊娠発覚。無気力の始まり。



わたしはまず、夫と婚約したばかりのときに妊娠をしました。



妊娠が発覚したときの気持ちはすごく安心した、でした。



嫌な気持ちになる方もいるかもしれませんが、これが率直な思いでした。



私の夫の家庭には子どもがいない夫婦がいません。

※背景には家業の問題もあります。



夫も付き合ったばかりのときから、

子供を強く強く望んでいました。



それが結婚をする意味だと言っているくらいでした。

交際当初からのプレッシャーだったのでほっとしました。



わたしは初めて経験して、

妊娠が確定するまで、女性はこんなにも不安定な時期を過ごすのかと思いました。



まず妊娠検査薬で陽性反応が出てから妊娠が確定するまでが長いんですよね…。


私の場合は、確か妊娠4週か5週あたりで病院に行ったと思います。


生理不順だったから、生理が遅れても放置してしまっていて、

でもあまりにも遅いから検査薬を使ったら陽性。


その翌日すぐクリニックに行くも、

流産か子宮外妊娠の可能性を指摘されます。


もしかしたらまだ週数が浅いだけの可能性があるから、とのことで、

次の週も、その次の週も同じことを言われ、産婦人科に通ったことを覚えています。


3回目の受診では、この週数で心拍が確認できず、胎嚢も見えないので流産の可能性が高いですね~と

軽い感じで言われてしまい(先生にとっては良くあることだと思うけどかなりショックだった・・)、


そして陽性反応が出てから4回目の受診で、心拍が確認されました。



よくプレママさんたちが、「心拍確認までが長い」「次の産婦人科が待ち遠しい」

というツイートをしていますが、共感しかありません。


妊娠してからもしばらくは、会社に言えません。


結婚をしていなかったので言い出せなかったというのが率直なところ。


今から考えれば、別にそんなこと気にしなくても、、、と思いますが、


世間の目を気にしたんですね。

(実際に妊娠を伝えてから、いつ籍入れるの?という質問を上司をはじめ多くの人にもらいました)



ただ、
妊娠8週目あたりから、すでに、「メンタル」という部分で日常生活に支障が出るレベルになってきました。


・なにをしても気分が晴れない・・・

・とにかくやる気が出ない・・

・なにをするにも腰が重い・・



といった症状が顕著になってきたんです。


また、とにかく何をしていても眠い・・・。




特に【無気力】的な症状が酷くて、

ずーっとネトフリを見る日々。




この時期、ちょうど人がごそっと辞めた関係で、

とにかく人手が足りず、辞めた人の仕事もしていたので、一日に商談が3件くらい入る始末だったのですが、

無気力の中、笑顔を作って、1時間以上にわたる商談をハキハキとこなすのが本当に辛かったのを覚えています。


※当時、先輩ママである友達に愚痴ったLINE





こんな状態だったので、「抑うつ」のような状態で初めて会社を休んでしまいます。


これがもう本当に罪悪感でいっぱいで。


会社に妊娠のことは報告していない。


でも無気力でベッドから起き上がれない。


なので、2回目にメンタルの落ち込みで休んでしまったときに、上司に妊娠のことを報告しました。



私がこの時すごく思ったのは、


【嘔吐】などの目で見える身体症状ではないので、【無気力】【やる気が出ない】

などの症状で休む自分は甘えているんだ、ということでした。


会社の人にも、目で見てわからない症状だから、より訴えづらい。



そう思っていました。

よく、嘔吐や吐き気などのつわりで会社を休んだ、などの記事は見かけたのですが、


【無気力】で休んだなどという記事はあまり見かけませんでした。


なので、「私はみんなとは違って嘔吐とかはしないのに、会社に行けていない・・なんて弱いんだろう」


そう思って自分を責めてばかりいました。



今こういう気持ちになっている妊婦さんがいたら、真っ先に否定してあげたいです。


この時の私の精神的な不安定度合いは、今思えば、

自分が鬱病で療養していたときのものと同じレベルでした。


妊娠によるホルモンバランスの乱れは、それほどにメンタルを不安定にさせるということです。


あまりにもメンタルが不安定になるので、産婦人科の先生に自分の症状を説明したところ、


それも立派な妊娠初期の症状だからと言ってもらうことができ、少し楽になりました。


妊娠中は、女性ホルモンのバランスが大きく変化するそうです。


なので、今まで通り、何かを楽しめなくても、

また、仕事のやる気が出なくても、本当に、絶対に、自分を責めないでほしいなあと私は思っています。


お腹で赤ちゃんを育てている証拠だよ、と先輩ママである友達が言ってくれましたが、


私もその言葉をプレママさんみんなにかけたいです。

在宅勤務させてくれ!無気力妊婦の叫び。

私が妊娠中に仕事で最も辛かったこと、


それは、【在宅勤務ができないこと】と【業務量が多すぎること】の2点でした。


まず在宅勤務について。


私の会社は在宅勤務が禁止。


どんなに辛くても、朝はラッシュの電車に乗られ出勤しなくてはなりません。


毎日、ぎりぎりに起きて、吐き気もある中(日によっては吐き気もありました)電車で出勤し、


マタニティマークは誰にも見てもらえないので、

ずっと立って出勤しました。


すごくたまに気づいてくれる方もいて、席を譲ってもらったりすることもできましたが…。


在宅勤務が今ほど普及していなかったときの妊婦さんを本当に尊敬します。


ですが、世の中的に私のIT業界はほとんど在宅勤務ができていたので、


なぜなんだろう・・私も在宅勤務したい・・・という気持ちで毎日出勤していました。

りりママ

ただ、途中から、
「母性健康管理指導事項連絡カード」の存在を知りました!



あまりにも出社がきつくなったので、9週目あたりから、2週間ほど在宅をさせてもらい、


さらに、妊娠14週目あたりから、このカードを使って、


完全在宅勤務に切り替えを行いました。


ただし、これも私の場合かなり勇気がいりました。


それは、

1.チーム全員が出社の中、自分だけが妊婦という理由で、在宅勤務をすることが非常に気後れした。

2.自分より年齢が若い社員が多く、ほかに在宅勤務の人がいないので、何故私だけが??と絶対思われてしまう。

3.以前同じチームで働いていた妊婦さんが、体調不良で休んだことがほとんどなかった


といった理由からです。


なので、そもそもずっと辛いと言い出せませんでした。


もっと人目を気にしないでいたいなと思うのですが、当時の私にはできず…。


何度も「赤ちゃんを守ることができるのはママだけ!」


といった記事を見ていたのですが、全然言い出せませんでした。


結局、妊娠初期はずっとフル出社で過ごし、


20時、21時頃まで勤務する日もざらにあったので、次があるなら勇気をもちたい、と本当に思います。



次に業務量について。



私の会社はいわゆるメガベンチャーのような会社で、ずっと急成長をしてきた会社でした。


非常に伸びている会社ですが、やはり人の入れ替わりも多い会社です。


運が悪かったと言えばそれまでなのですが、


私の妊娠が発覚した一月前に、チームメンバーの3分の1がごっそりと一度に辞めてしまいました。


それによって、業務量が1.5倍にはなりました。


商談は一日3件入っているのが当たり前、


記録を書く暇などもないので、常にタスクが溜まっている状態。


カスタマーからの電話は鳴りっぱなし。誰もとれない。


妊娠初期は常にこんな状況でした。


私はチームの中で中堅の社員だったので(入社2年ほどで中堅になってしまう恐ろしさ)


自分が何とかしなくてはと頑張ってしまいました。


結果、先ほど書いた通り、朝の8時半ころから夜は20時過ぎまで勤務する日もざらにあったので、

もっと辛いという勇気をもちたかったと思います。


ここで私がすごく辛かったのが、先ほどの無気力にも通じますが、


無気力な中で大量の仕事をこなさなければならない。しかもすべて対人のしゃべる仕事ということでした。


ということでした。

だんたんと、仕事のクオリティも下がってきてしまいます。


これまで割と、いわゆる意識高い系のフリをして(笑)、


仕事を頑張っていたので、急にこなせなくなった私を周りは恐らく不思議に思っていたと思います。

でもね、これはほんとに全妊婦さんに言いたいのだけど、


同じクオリティをキープするなんて無理だよ!!!!だって妊娠中辛いもん!!!(笑)


結果、私は、うまーーく抜け目を使って、手を抜いたりすることが必要だなと思いました。



・・・・・・けど私はできなかった(笑)要領が悪いから。(笑)



結局、1週間に1回は全休か時間休をもらいながら(こんな妊婦もいるんだよ!!安心して!!)


闇雲に頑張ってしまいました。



ただ、このあと入院してしまったことを考えると、

もっと初期の段階で、在宅勤務に切り替えたり、業務量の調整をすればよかったなあと今更ですが後悔しています。


妊娠に対する会社の人の反応。上司への相談の仕方。



これは、思ったよりすごく優しかったなというのが印象です。


正直、チームメンバーが8人ほどいる中、妊娠を経験したことのある人は1人でしたが、


みんなわからないなりに心配をしてくれました。


体調は大丈夫ですか?など、休んでしまったときには、声をかけてくれる方も多かったです。


ただ、結構みんなに言いたいのが、


自発的な声掛けは期待しない方がいいということ。


これは、平均年齢が若かったり、忙しい会社や部署なら特にだと思います。


私の部署も、基本的に温厚な方が多かったですが、



自ら、「最近大丈夫ですか?」などというように声掛けをしてくれる人はほとんどいませんでした。



ただ、それって冷たいとかじゃないんですよね。


当時は、もっと気にかけてほしいなあなど思ってしまったことあるんですけど、


・経験していないからわからない

・仮に経験していたとしても、忙しすぎて周りを気遣う余裕がない


などの事情があると思います。


私の会社の場合は完全にどちらにも当てはまっていました。



なので、今度もし子供を授かることができたら、もっと図々しくならないとなあと思っています(笑)




それくらいでないと、赤ちゃんを守ることはできないなと私は感じました。




すごく気が引けるかもしれないけど、



自分から辛いと発信すること、これがすごく大事だと思いました。



りりママ

妊娠中期あたりから、業務量を減らしてもらったよ。





現に私も妊娠15週目頃から風邪をこじらしてしまい、



眠気や怠さに加えて、

喉の痛み、ぼーっとする、など風邪症状も酷くなってしまって、

バンバン入ってくる商談をこなすことができなくなってしまいました。


私が昼休みに、「仕事が辛い・・・・」などと電話して泣き出すので、(完全にこじらせてるww)


夫も、「それなら辞めれば???」と言い出す始末・・・・。




『できないというのが怖い。でも、このまま請け負っても、むしろこなせなくなってしまう』

そう思い、思い切って上司に「面談させてください。」と伝えて、

業務量を減らしてもらいました。


このとき、かなり建設的に話をしてもらうことができました。


もっと、勇気をもって、話せばよかった。。。


そう思いました。


初産ならではの悩みですね。いや、私がSOSを出すのが下手すぎるからかな。(笑)


相談方法も分かりませんでした。


このとき上司と話したのは、


・今どのような症状があるか?


・それによって、どんな業務が特に辛いか?

・どのような業務だったら負荷なくできるか?


ということでした。


この話し合いで、

私の業務は商談が中心でしたが、

それよりも、受電対応などの、受動的な仕事を中心に変えてもらいました。


人員の問題で絶対にやってもらえないと思っていた業務量の削減。


会社というのは何とか回るんだなあと再確認しました。


自分が頑張らないとと思っていたのは傲慢だったのかなとすら思いました。


もちろん、自分がメインで持っていた業務を担当しなくなったことで、逼迫している感じはあったのですが、


それでも、新たに別部署から人を持ってくるなど、動いてくれました。


何事も、自分からSOSを出さなければ始まらない、と痛感した出来事でした。


つわり中使ってよかった制度


これに関しては、2つあります。

この2点になります。

1点目は妊婦さんであればだれでも使えます。


お医者さんに書いてもらえば、

在宅勤務や、業務量の軽減を会社がしなければなりません。


これはかなり強力なカード(笑)


先述の通り、私も使いましたよ!



また、私の会社では、妊婦さんが妊娠中に通院休暇を有給とは別に月に1回とっても良い制度がありました。


私がこれを知ったのは妊娠中期に差し掛かるころ←


こういった社内独自の制度があるかもしれないので、調べてみてください♪

自分で調べないと私みたいに教えてもらえないかもww

あるなら絶対に使った方が良いと思います♪

妊娠中仕事をしていて思ったこと

りりママ

めちゃくちゃ赤裸々に書くよ!(笑)


私が妊娠中に仕事をしていて思ったことは3つ。

プレママ妊婦が思う妊娠×仕事について

1.とにもかくにも産休まで長すぎる!!!!!!泣

2.自分から言わないと誰も守ってくれない。発信力いのち。

3.使える制度はあるので、とにかく制度を頼ろう。




あのね、


産休まで長すぎるのよ!!!!!!!!(再掲)



もうこれ、妊娠中ずーーーーーーっと思ってた。


私は入院しちゃったから、最後まで(物理的にも)頑張れなかったけど、


今頑張って働いているプレママさん、えらすぎる。本当に。



多分全員無理してる気がする。(´;ω;`)



まあ働いてなくても偉いんですけどね、本当に。

だって、家事しているだけで全然大変だと思うもん。



やる気も出ないし。



私は妊娠中、夫と別居していたので、

ずっとオリジンかUberでしたよ(笑)




そして、みんなに言いたいのが、

妊娠中の辛さは本当に人それぞれなので、辛さは自分にしか分からない。

だから、当時の私はすぐにはできなかったけど、

私のように、

業務量の調整だったり、はたまた休職したりしても、

誰も責められないと思う。

責める人がいたとしても、

私のように破水や切迫早産で入院したとて、誰も責任とれないんですよ。


それが直接の原因かはわからないけど、

今でも仕事を頑張りすぎた自分を責める日もあるから。

全国のプレママさんに、もう辛かったら何とかして休んで!!って言って回りたいです(笑)



これを読んで、


自分を責めていた人、


無理しすぎている人が、


一人でも救われますように。


もう十分すぎるくらい頑張ってるよ!!

りりママ

最後までお読みいただきありがとうございました!
これからも日本一信頼できるママメディアを目指して頑張ります!

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